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自殺願望からの生還 ニュース記事に関連したブログ

2008/05/15 06:49

 

相次ぐ自殺報道を見て、どうしてそう死に急ぐとお嘆きの方も多いでしょう。
鬱病を患っている方が死の恐怖と戦っている一方、安易に自殺行為に憧れを持つ人間が
ここまで増える原因はなぜか またその人たちと鬱病で苦しんでいる方々を同列に語るな
というのは以前書いた通りです。

以前のエントリー 楽に生き 楽に死ぬで書いたように、彼らにとっては、死というような
世界がもはや特別なものではなくなったという感があります。 
自分自身で死を選ぶこと自体に価値観を見いだしてしまったというか そうとでも考えない
とこの現状を説明できないできないような気がします。

以前取り上げたエントリーに、筋肉少女帯というオルタナティヴヘビィメタルバンドが
あります。 このバンドが曲のよく題材にするのが自殺 死 妄想という およそ今の
Jポップには絶対ありそうにない題材で、聴くたびに複雑な気分になります。
ところがこのバンド 実際には型ににとらわれないポップなヘビィメタルとして成立して
いるのですからとても不思議な存在ではあります。

もう15年以上も前に自殺願望も持つ少女の日常をポップなロックに乗せ、ヒットさせたかは
分かりませんが、カルトメタルバンドとしての地位を確立することに成功しました。
自殺願望だけではなく、妄想によって増幅される復讐心や死霊となってよみがえる少女たち
とか 笑 まあ今のJーポップの基準からすればとんでもないものではありますが、当時の基
準はなんでもありの世界でして、別にどうということもありませんでした。
ところが今の社会の有り様を照らし合わせてみますと、言い方は適切ではありませんが、
彼らには先見の目があったということでしょうか。 
今 ネット上でスラング的に使われる”電波”を早くから歌詞に取り入れていたのもこのバンド
です。 その他歌詞の中にも今の歪んだ世の中を予見させるような歌詞が随所に見られまし
て今更ながらこのバンドのすごさに気づいたわけです。 ただ”○○をあきらめないで~♪”と
いうような音楽を人生の糧にするような方は聴かないほうが良いでしょう。
不快な気分になるだけです。 こんな音楽けしからんという人も出てくるかもしれませんが、
私の見方ではネガティヴな題材を取り上げながら、結局はそれを生きる事への飽くなき追求
心へと転化させている逆説的な手法を取っているのではないか
と、歌詞をじっくり読みながら
思いました。 興味がある方はベスト盤もありますので是非聴いてみてください。

話は逸れましたが、結局この自殺したい症候群の連中に付ける薬はないということです。
第三者がどうのこうの言っても無理です。 当の本人が気づかないかぎり、自殺願望から
脱する事はできない。 もう違う世界にいるのですから説得も届かない。
ではどうすればいいのか。
このような自殺方法があるという情報を制限するくらいのやり方しかありません。
昔 「完全自殺マニュアル」という本が出版され、そのときも自殺が増えまして、同時に
この本の出版差し止めが実際に行われました。 これと同等のことを今やるのならネットでの
情報制限かもしれません。 これに対し、ユーザーの自由を奪うという考えもあるようですが、
でも自由の概念には眉唾な面があります。 有害な情報を一部のユーザーが垂れ流してい
るなら、まずそれを戒める動きが我々ネットユーザーにほしい。 それができないと本当に
公による情報統制が行われ、場合によっては本来守られて良いはずの表現の自由も奪われ
ることになるかもしれません。 まず襟を正すのは我々自身です。 それができないのなら
JーCASTやイザのような三流マスコミの報道姿勢を批判することはできないでしょう。



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